- 初めての夜勤が不安…
- 夜勤って何するのか知りたい!
- 夜勤をするメリットを知りたい!

こんな疑問を解決していきます。
新人看護師で少しづつ仕事にも慣れた頃、次のステップとして進むのが夜勤です。
初めての夜勤は緊張・不安、初めての経験なので恐怖もあると思います。
でも、事前にある程度夜勤の業務について知っていればその思いも軽減されるはず。
そこで今回は、夜勤業務の内容について解説していきます。
この記事を読めば、夜勤では何をするのかがわかりので今よりリラックスして夜勤に望むことができます。
不安の軽減や緊張の緩和にも繋がることなので1度、目を通しておくことをおすすめします。
大変なイメージのある夜勤ですがメリットもたくさんあります。
ぜひ最後までご覧ください。
看護師の夜勤って何してる?
夜勤業務一覧は以下のとおり。
夜勤業務一覧
- 夜勤中の点滴の準備・点滴交換
- 物品・残量チェック
- 排泄量チェック
- 翌朝の薬の準備
- 翌日の採血・検査・手術の準備
- 朝のバイタルチェック
- 採血・血糖値測定
- 朝の配膳・下膳・与薬
- 巡視
- 日勤者へ申し送り
- 患者の情報収集
- ナースコール対応
- オムツ交換・体位交換
- 緊急入院対応
- 急変対応
- 記録

- 1~10は「夜勤特有」の業務
- 11~は「日勤と同じ業務内容」って感じですね。
夜勤特有の業務をみてみよう!
ここでは1~10の夜勤ならではの仕事を解説していきます。
夜勤でしか行わない仕事もあるので教えてもらったら忘れないようにメモしていきましょう。
1. 夜勤中の点滴の準備・点滴交換
- 点滴のミキシングや点滴交換を行います。
- 情報収集をしっかりとして点滴の交換時間や開始時間を把握しておきましょう。1日何本回しなのか、いつ頃交換になるかは確認が必要ですね
2. 物品・残量チェック
- 日勤中にできない、薬品や救急カート内の物品チェックを行います。使えるかどうかや使用期限なども見ます!
- 酸素ボンベなど消耗品の残量チェックなども夜勤で行います。
3. 排泄量チェック
- バルーン尿量や胃管などの排液量をチェックします。夜勤中溜まってきたら破棄なども行います。
- 病院によって決まった時間に1日トータルの量を計算するようです。
4. 翌朝の配薬の準備
- 翌朝スムーズに業務をこなせるように配薬の準備も行います。
- 経管栄養をしている人はその準備も忘れずに。
5. 翌日の採血・検査・手術の準備
- 患者情報と物品などを照らし合わせて準備していきます。採血は朝の自分のため、検査や手術は明日の日勤者の受け持ちのために準備します。
6. 朝のバイタルチェック
- 朝の検温です、だいたい6時頃から周り始めるところが多いようです。
- 看護師1人あたり10~15人位の患者さんを受け持つので手早く回りましょう。
7. 採血・血糖値測定
- 検温と同時に行なっていきます。
- 事前に、どの患者さんに行うのか情報収集しておくとスムーズに回れます。
8. 朝の配膳・下膳・与薬
- 少ない夜勤者で行わなければならないので効率的に行いましょう。食事介助者もいるので結構大変。
- 下膳と与薬はセットで行うといいでしょう。
9. 定期的な巡視
- 生存確認と環境整備、輸液ポンプなどの確認を行います。
- 患者さんがトイレ等に行くとき転ばないよう、環境整備は意外と大切です。
10. 日勤者へ申し送り
- 夜勤であったことを日勤者に申し送ります。
- 日勤者は忙しいので報告することをある程度まとめてから行いましょう。

また、私は3交代制なんですが2交代制の場合は、
- 夜の患者の観察、バイタルチェック
- 夜の配膳、下膳、与薬
- 就寝準備
などが追加であると思います。
休憩時間は何時から?
その日組んでいる夜勤者と交代交替で休憩に入ります。
前半・後半で分かれることが多いでしょう。
前半は早くて23時30分から、後半は2時位から入ります。
夜勤が暇なら3時間程度は休憩時間は取れます。
夜勤をする3つのメリット
眠くてつらい夜勤ですがその分メリットもあります。
1. 手当が付く!
私的にこれが1番ですね。
看護師はむしろこれで稼いでいるようなもんなので、夜勤に入れるなら入って稼ぎたいですね。
看護師の夜勤手当は1回1万円以上は貰えます!
2. スキルが向上する!
看護師の人数が少ないので任される仕事も多くあります。
なので必然的にできることが増えて対応能力が磨かれます。
急変や臨時入院対応は事前に復習しておきましょう。
3. 明けで自由に過ごせる!
日勤者が忙しく働いているときにそれを横目で帰るのはやっぱり気分が良いです。
夜勤後は眠気も冴えているので寄り道して帰るのも楽しいです。
眠くなければ2連休感覚!お得ですね
まとめ : やることやってしまえばあとは楽!準備は油断せずに
夜勤業務をざっと16個も出してしまいましたが、1つ1つの作業量は大したことないです。
急変や緊急入院がなければ落ち着いて過ごせます。
むしろ余裕があるので患者さんの情報を細かく収集できて日勤時に活かせるでしょう。
それでも大変だと思うときにはメリットに全力に目を向けてください。

緊張の夜勤でも1人じゃありません。
わからなければ先輩に頼って大丈夫、気楽にいきましょう。