
こんな疑問にお答えします。
現役看護師で病棟勤務の私が「看護師のデメリット」について正直に解説します。
目指すか辞めるかにも関わってくるので、デメリットをちゃんと理解しておくことはとても重要です。
この記事を読んでこれからの看護の道を選択してください。
※ デメリットは病棟勤務の場合です。
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目次
現役看護師が感じる8つのデメリット
これが看護師として働いていて感じたことです。
細かいところも話していきます。
1. 体力的にキツくて疲れる
看護師は基本立ち仕事で忙しいと走り回ることもあります。
やっと椅子に座れるのは午後の記録を書く時です。
仕事がスムーズに回れればもちろん落ち着けるときもありますが病棟看護師は基本忙しいと思っていていいでしょう。
忙しい理由は以下のとおり。
体力的にキツい理由
- ケアや処置がある患者さんが多い
- 危ないと感じたときは駆けつけないといけない
- 手術、検査、入院等やることが盛り沢山

2. 精神的にキツくて大変
精神的にストレスに感じることも多いのが看護師のデメリットの1つです。
よく言われるお局(おつぼね)的な上司もどこにでもいます。
人並みにはコミュニケーションが取れないと難しいところがあります。
ナースステーション特有の緊張感もあるので慣れるまでを気を遣います。
主な精神的ストレスの原因
- 先輩からのプレッシャー
- 先生への報告ややり取り
- 苦手な人ともコミュニケーションをとらないといけない

重圧を受けてもある程度受け流す気持ちを持つことが大事だと思います。
3. 朝早く出勤しなくてはいけない
看護師業界では「前残業」という風習があります。
定時の1時間から30分前位に出勤して患者の情報収集をしています。
今は段々と少なくなってきているようですが、まだその習慣はあります。
その分朝早く出勤しなくてはいけないので、朝苦手な人はきついです。
朝が早い理由
- 情報収集のため1時間前には出勤
- もちろんこの時間の残業代はでない

4. 覚えることがたくさんある
看護師はとにかく覚えることがたくさんあります。
処置1つとっても必要物品の準備や手順も先生によって若干異なってきます。
他にも検査、入院準備、書類関係など覚えなくちゃいけないことが山ほどあります。
メモを取って対処していくしかありません。
覚えなくてはいけないことの一例
- 物品の名前、場所、使い方
- 疾患の症状、薬の名前、薬効
- 検査やオペ前の準備、入院患者の手続き
(特に検査やオペ前の準備は、種類によってそれぞれ対応の仕方が違うので覚えるのには手間取りました)

ベテランの看護師でも、わからないことはあって相談している人もいます。
5. 生活が不規則になる
夜勤もあり不規則な勤務体系なので生活リズムも崩れます。
夜眠れなくなったり寝坊してしまったりしてしまう恐れもあります。
乱れた生活は心身にも影響してくるので注意が必要です。
不規則な生活によるデメリット
- 不定休なので友達と予定が合いにくい
- 夜眠れなくなる

夜勤が合わなければ、クリニックなど夜勤なしのところに行けば解決です
6. 常に緊迫感がある
いつ何が起こるかわからないし、起きた場合自分はちゃんと動けるかなど常に緊張しています。
そんな現場の緊張もあるし、ミスをできないという緊張もあります。
時に胃が痛くなるような日があるのも事実です。
緊迫感の原因
- 心電図のモニター音が常に鳴っているので緊張感がある
- 急変が起きたらどうしようという不安がある
- 先生との処置はいつまでたっても緊張する

先生との処置も経験、慣れです。
克服できる要素ではあります!
7. ミスができない
看護師のミスは命に関わることもあります。
ミスができない中で仕事をするというのもストレスになります。
看護師ならではのデメリットですね。
ミスができない理由
- 患者さんの容態に直結するから
- ミスすれば先輩や先生からの叱責もあるから

最初は仕方ない、反省しても落ち込む必要はない!
8. 残業が多い
やることも多く忙しいので残業は仕方のないことですが、やっぱり多いですね。
きっちり申請するのも空気的にあまりできません。
前残業と合わせると12時間いることもあります。
ブラック病院には特に気を付けたいところです。
残業になる理由
- その日の日勤の仕事は仕上げないといけないから
- 仕事に落ちがあると指摘されるから
- 新人のうちは仕事が遅いから

私の、月の残業の申請時間は5時間くらいです。
実際はその3、4倍は残業してます…
個人的には2.3.6辺りがキツいですね。
でも経験により和らいでくるところもあります。
他の業種でももちろん同じストレスはあると思いますが、これが私が感じた看護師のデメリットです。
まとめ : 看護師を目指すならデメリットもしっかり理解しておこう!
デメリットをしっかりと伝えていくことも大切だと思ったので記事にしました。
でも看護師だけではありません。
いろんな仕事でそれぞれのデメリットはあります。
看護師特有のデメリット、そして大きなメリットもあるのでちゃんとそれに目を向けて考えてみてください。
どんな形でも看護師を目指す人を私は応援します(^ ^)
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