
今回はこんな疑問を解決していきます。
看護師の気になる退職理由を実体験を交えてランキング形式でみていきます。
新人やベテランは関係ありません。
結局は人それぞれ、色んな理由で辞めていきます。
看護師として働いている私が、看護師の離職の現状についてお話します。
離職について知ることで、今後の看護師人生に役立つ内容にもなっています。
ぜひ最後までご覧ください。
本記事の内容
- 看護師が辞めていく理由を知りたい
- 1年でどれくらい辞めていくの?
- 辞めた後はどうするの?
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目次
看護師が辞める理由ランキング!
プラス面でもマイナス面でも看護師は結構な割合で辞めていきます。
看護師がどんな理由で辞めていくのかランキング形式でみていきましょう!
第1位 結婚・出産のため
私の実体験では結婚や出産での退職が1番多いです。
正確には、産休や育休での休暇を含めての結果になります。
看護師は職場内恋愛も結構あります。
看護師同士で付き合いそのまま結婚となったケースもあります。
女性が多い職場なので納得の第1位ですね。
退職の主な理由
- 同じ職場内で結婚しどちらかが辞めていく
- 出産のため
第2位 人間関係がうまくいかないため
仕事がハードで忙しいので、現場はピリピリしていることが多くあります。
そうなると先輩に声をかけづらくなり良好な人間関係を築きにくくなってきます。
なので人間関係で辞めていく人は圧倒的に新人が多いですね。
看護師は我が強く気が強い人が多いです。
人間関係で悩んでいる新人はそのまま引きずり退職の道を選んでしまうことがあります。
新人だけとはいえこれも辞める理由のトップ候補ですね。
退職の主な原因
- 雰囲気が常にピリピリしている
- 先輩に声をかけにくい
- キツい人が多い

むしろちゃんと質問をしてくれる人を気に入ってくれる印象です。
緊張はしますが、大丈夫です。
強い人を1人でも味方にできれば安泰です!
第3位 仕事がキツいから
まず、まっ先に思い浮かぶのがこれですよね。
憧れを持って看護師になったのに理想と現実のギャップが大きいとやられますね。
やること覚えることが多い上に多重業務となるのでキツさが倍増します。
仕事内容についていけず辞める人が続出する理由です。
退職の主な原因
- 理想と現実のギャップがある
- 仕事量が多く残業も多い
- 覚えることが多い
- 多重業務となるため
第4位 他科での経験を積むため
私もこの理由で退職しました。
私が看護学生時代に先生に言われていたのは
「最初に循環器を学んでおけば、どの科にいっても活かせるよ」でした。
そして卒業後循環器科で働き、現在は前から希望していた精神科で働いています。
基礎を学ぶため今の科で働いている、希望の科に行く前に違う科を経験しておきたい、という理由で離職する人もいます。
主な原因
- 他科に興味を持った
- ステップアップのため

第5位 前の職場へ復帰するため
このような理由で今の職場を辞めて前の職場に復帰する人もいます。
一般企業では考えられないようなことですが、実際にあります。
看護師不足と言われているこの時代だからこそできることですね。
「働きたい場所で働ける」というのが看護師の特権でもありますからね。
特権を活かした退職理由です。
退職の主な原因
-
前の職場の方が、
- 自分に合っていた
- 働きやすかった
番外 キャリアアップのため
認定看護師になるための教育を受けるために一時的に職を辞める場合もあるようです。
キャリアアップを狙った退職ですね。
医療メーカーへの転職もキャリアアップとして考えるのもありなんじゃないかと思います。
主な原因
- 認定看護師になるため
- 医療分野の一般企業への転職
番外 他施設へ転職するため
病院での勤務が大変だと感じた人は、他施設で働くために辞めることもあります。
看護師資格を持っていれば働く場所はどこにでもあります!
興味を持った分野で職場を選んで転職できます。
主な職場
- クリニック
- 老人ホーム
- 障害者福祉施設
- 保育園
- 健診センター
- 看護学校の教員
- 訪問看護ステーション
- 産業看護師 等

番外 ヘッドハンティング
病院勤務だと医師と仲良くなる看護師もいます。
その医師が開業をするといった時に、関係を築いておけば「一緒に働かないか?」と誘いを受けることもあるみたいです。
これはごく稀だとは思いますが、このような理由で辞職する人もいるかもしれません。
仲の良い看護師が訪問看護ステーションを開業する場合も似たような感じです。
主な原因
- 開業する医師からの誘い
- 訪問看護ステーションを開業する看護師からの誘い

夢のまた夢ですね。 笑
番外 職種を変更するため
医療現場で働いていると様々な職種の人と会う機会があります。
そんな中で看護師とは別の職種に興味を持つこともあるかと思います。
その思いを諦めきれず看護師から職種変更することも考えられます。
違うかたちで患者さんと接していくことになりますが、患者さんを思う気持ちは変わりません。
あまりないかとは思いますが辞める理由にはなると思います。
主な原因
- 理学療法士
- 介護士
- 救急救命士
- 臨床心理士
- 医師
1年でどれくらい辞めていくの?
私が働いていた職場では、実際にどれくらいの看護師が辞めていったのか。
具体的な数字を見ていきましょう。
人数
- 病棟では、6人(うち産休は2人)
- 同期では、1人
離職率
- 病棟では、8%(産休含めると12%)
- 同期では、4%
※病棟は私が働いている病棟、同期は同じ年に入った全ての人達のこと
私が働いている病院全体の離職者数はわかりません、すいません。 汗
でも一般企業の離職率が10%前後のようなので、思っていたよりは少ないですかね。

辞めた後はどうするの?
すでに転職先が決まっている人はいいですが、決めずに辞めていった人たちはどうなるんでしょうか?
気になるところですが、結果は特に問題ないでしょう。
看護師の仕事は病院だけじゃありません。
他病院や他施設、幼稚園、企業など多岐にわたり働ける場所があります。
そして、看護師は慢性的な人材不足状態が続いているので引く手あまたです。
求人も数多くありいくつか面接を受ければどこかは受かるでしょう。
選ばなければ職には困ることはまずないです。
そこは安心できるとこではありますね。


まとめ : 辞める理由はたくさんある!そして、看護師は辞めてもどこでも働ける!
私は辞めることは悪いことだとは思いません。
自分を守るため、自分のためであるなら辞めてもいいんじゃないかなって思います。
だからといって短期間で職場を転々とするのはおすすめしません、が、たとえ仕事を辞めたとしても比較的スムーズに次の職場を見つけることができるでしょう。
看護師には沢山の働き場がありますからね。
あなたに合う職場もきっとどこかにあるはずです。