看護師1年目は初めて経験することも多いうえに覚えないといけないことが沢山あります。
例えば、
- 物品の名前、場所、使い方
- 薬の種類、効果
- 処置の手技
- 電カルの使い方
- 輸液ポンプ、シリンジポンプの使い方 etc
さっと挙げただけでもこれだけあります。
でも大丈夫です!
これらは毎日やっていれば絶対慣れます。
それよりも意識して成長のために取り組んでほしいことがあります。
今回はそんな、新人看護師の成長のために欠かせないことを具体的に紹介していきます。
この記事を読めば、意識的に取り組むべき優先事項がわかり成長を早く実感できるようになるでしょう。
看護師3年目でプリセプターを経験した私が新人教育で意識していたことです。
- 新人看護師だけど成長が実感できない
- 何を意識して取り組めばいいかわからない
- プリセプターで指導方法が不安
こんな方は必見です。
ぜひ最後までご覧ください。
成長しない新人看護師に身に付けてほしい事 5選!
基本的な技術や看護ケアは慣れで次第に身に付いてきます。
意識して取り組まなければならないのは次の5つです。
成長するためには不可欠な要素で、身に付けられればかなり成長を実感できるはずです。
1. 心電図を読めるようにする!
初めの頃は読み取れなくて当然ですが、半年位をめどに読めるようにしておきましょう。
全ての波形を読めなくても大丈夫です。
起こりやすいAf・PVC・PAC、致死性の危ない波形であるVT・VF辺りはわかるようにしていきましょう。
前日の記録と心電図モニターを見比べたり、先輩に聞いたり、自分で勉強したりなど勉強方法はいくらでもあります。
心電図は様々な疾患や術後にも装着され基本的な看護知識になるので、最重要項目です。
夜勤に入る前までには読めるようになるのが理想です。

2. 疾患を理解できるようにする!
月日が経ってくれば疾患の症状はわかるようになってきますが、大切なのはメカニズム(どうしてそういう症状になるのか?など)です。
そこを理解していれば、何をすればいいかしてはいけないかがわかってきます。
なあなあで観察していても実際仕事はできます。
でもいざというときにその差は出ます。
新人時代から調べる癖は付けておきましょう。

3. 多重業務をうまくこなせるようにする!
看護師といえば多重業務、これで苦労する人も多いでしょう。
バディ制だと相手の先輩看護師に任せきりになってしまうこともあります。
そこを意識して改善して自分で考えて動けるようにしていきましょう。
間違いが怖いかもしれませんが、先輩に相談してから動けば大丈夫です。
先輩もその積極性を見ているので評価してくれます。
できないからって任せっきり、指示待ちにならないようにしていきましょう。

4. 素早く作業できるようにする!
多重業務をこなしていくにはやっぱりスピードが大事になってきます。
最初はスピードよりも正確性、でも半年経ったらスピードの意識できるようにしていきましょう。
ミスなく作業するために何度もメモを見返してもOKです。
その繰り返しでメモを見返す時間も少なくなり、素早く仕事がができるようになっていきます。
多重業務をうまくこなしていくためにも必要なスキルです。

5. 臨機応変に対応できる能力を身に付ける!
病棟看護師は、臨時入院も来るし急な指示変更もあるし他職種からの依頼も多くあります。
1年目だと何からしたらいいかわからなくて、結局後回しにしてしまいがちです。
でもしっかりと優先順位を考えて行動できるようになると全ての業務がスムーズに回りだします。
「後でいいや」だとやっぱり成長には繋がりません。
自分で考えて行動することで成長につながるので新人看護師には身に付けてほしい力です。
何が起きてもいいようにしっかりとイメトレして、タイムスケジュールを頭に入れておくといいですね。


まとめ : この5つができれば日勤夜勤は自立で看れます!
これらができていないと感じている人は成長の余地があります。
できるようになれば技術やケア以上に成長を感じられるでしょう。
すべては経験と行動です。
意識していれば1日1日、昨日よりは確実にできるようになっています。
ちょっとの成長で自分ではわからないかもしれません。
でも毎日やっているんだから、成長しているのは確かです!
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