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急性期ケア専門士って何ができる?取得の難易度は?現役看護師が解説

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急性期ケア専門士の資格を取ると何ができるの?
取得の難易度は?

こんな疑問に答えます。

2023年から新設された資格の急性期ケア専門士。
急変前の兆候をいち早く察知しアセスメント・初期対応・上司や医師への報告などの急性期に必要とされる一連の技術を高めることを目的とされた資格です。

急性期病棟で働く人にとって取っておいて損はない資格です。

今回はその急性期ケア専門士の資格を取得すると具体的に何ができるようになるのかや難易度について解説していきます。

本記事を読めば、今あなたが急性期ケア専門士を受験すべきかどうかわかります。

急性期ケア専門士に興味がある方やスキルアップを目指したい方ぜひご覧ください。


急性期ケア専門士って何ができる?

急性期ケア専門士とは、急性期ケアや急変時対応のプロのことです。

この資格を持っていないとできない、という業務があるわけではありませんが資格取得によって確実にできることの幅が広がります。

急変時のアセスメントができる

急性期ケア専門士のカリキュラム内には、症状別アセスメントの項目も含まれているので症状ごとのアセスメントをプロの視点で学べます。

その症状も意識障害や呼吸困難、頭痛など12項目に及びます。

それぞれの症状の詳細を知ることで急変時のアセスメント能力を身に付けることができます。

急変時の初期対応が正確にできる

アセスメント後に重要なのが初期対応です。
急性期ケア専門士を取得すれば初期対応も自信をもって行うことができます。

急変にはBLS(一次救命処置)やACLS(二次救命処置)があります。

さらに在宅や施設など起こった場所でも対応の方法は変わるでしょう。

急性期ケア専門士ではそういった様々な急変発見時を想定した初期対応の仕方を学ぶことができます。

また、各疾患・症状ごとの初期対応も同時に学習することができます。

そのため、どのような場所で・どのような急変患者でも迷わず初期対応にあたることができるようになります。

根拠に基づいた報告ができる

急性期ケア専門士では医師への報告までの一連の流れを学ぶことができます。

そのため、急変対応後の報告をスムーズに行えます。

また、自身でアセスメントも行える知識も身に付いているので根拠立てた報告ができるようになります。

スムーズな報告による情報共有は急変時にはとても重要になるので身に付けておきたい技術の一つです。

自信をもって急変対応ができる

このように急性期ケアのノウハウを網羅的に学習できるので、突然起こる急変にも臨機応変に対応することができるようになります。

急性期医療のプロが経験してきた学びを活かしたカリキュラムになっており、急変前の兆候からアセスメント、初期対応の仕方、Drへの報告までしっかりと学ぶことができます。

どれも急変対応には欠かせない内容なので、身に付けることで急変対応に自信がつきます。

その他の取得するメリットについてはこちらの記事をご覧ください。



急性期ケア専門士の取得の難易度は?

※ 急性期ケア専門士のバッジ 日本急性期ケア協会より引用

急性期ケア専門士の合格率は66.1%です。

受験者4,045人で合格者2,676人となっています。

10人中6人以上は合格できるので、難易度はそれほど高くはない試験です。

ただ、出題範囲が広くどんなことを勉強すればいいかわからないため急性期ケア専門士公式テキストでの学習をおすすめします。

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急性期ケア専門士の試験範囲を学習できる協会認定テキストです。

当試験の公式テキストなのでこの教材で勉強しておけば間違いありません。

試験は受けなくても、急性期ケアを学ぶ教材としても使えるでしょう。

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まとめ : 試験の難易度は高くない!資格を取れば急変対応も怖くない

急性期ケア専門士は何ができるのか?取得の難易度について解説しました。

身に付く知識も実践的で取得する価値のある資格だと感じます。

急変時において今自分に何ができるか、足らないことがあれば検討してみるのもいいでしょう。

誰でも取得を目指せる難易度なので。

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