どういうところに気を付ければいいの?

こんな疑問にお答えします。
小論文は目的を持ってしっかり書いていかないと評価されません。
そこで今回はどんな小論文だと評価してもらえないのか?について解説していきます。
本記事を読めば、落ちる小論文の特徴が理解できるので小論文で絶対にやってはいけないことがわかります。
小論文を書くうえでとても重要なことだらけです。
苦手な方はこれを意識するだけでもだいぶ変わります。
必見の内容です、ぜひ最後までご覧ください。
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落ちる小論文の特徴
これに当てはまるような小論文は評価されません。
結果、落とされる危険もあるので注意しましょう。
結論を書いてない
小論文では、結論を書かなければ話になりません。
どういう考えがあってそういう結論になったのか書くことがとても重要です。
結論が書いてない小論文は感想を書いたただの作文です。
感想文にならないように注意しましょう。
書き方のポイント
コツとしては、最初に自分の意見をぼんやり書いてしまうことです。
そして、最後に「したがって、~だといえる」という結論で締めれれば最高です。
テーマが「禁煙について」だとしたら
禁煙することは良いことと言えるだろうか。
~ 中略 ~
したがって、禁煙することだけが良いこととはいえない。といった感じ
構成立てができていない
構成立てが甘いと論文として成り立ちません。
しっかりと構成立てして書くことでやっと評価される小論文になります。
構成とはテンプレートと同じです。
自分なりのテンプレートを用意しておけば、どんなテーマが来ても構成立てで時間を取られることはなくなります。
構成立てのポイント
基本的にはどんなテーマでも、
テーマに対して「1.問題を提示して」「2. 自分の結論とは反対の意見を認め」「3.自分の意見を述べて」「4.結論を書く」という構成でいけます。
「禁煙について」なら
1.禁煙者が増えることは良いことといえるだろうか
2.確かに禁煙すれば健康面でのメリットはある
3.しかし精神面においては本当に禁煙が良いこととは言えないと思う
4.したがって、精神面を安定させるためにも禁煙することが良いこととは言えない。といった感じ
文字数が9割書けてない
設定された文字数の9割は埋めないと小論文は評価されません。
800字なら720字は絶対にほしいところです。
上記の構成の1.2.3.4では9割は埋められません。
具体例で文字数を稼いで調整していきましょう。
文字数を稼ぐポイント
800字の小論文なら具体例を1~2個入れれば9割くらいは埋められるはずです。
構成の1.2.3の後に自分の経験や具体例を入れていきましょう。
「禁煙について」
1.禁煙者が増えることは良いことといえるだろうか
2.確かに禁煙すれば健康面でのメリットはある
3.しかし精神面においては本当に禁煙が良いこととは言えないと思う
具体例:気持ちを落ち着かせるため、リラックス目的でタバコを利用している人もいるなど
4.したがって、精神面を安定させるためにも禁煙することが良いこととは言えない。こんな感じ
誤字脱字が多い・読めない
小論文は時間制限があり焦って書くため、誤字脱字は割と多いミスになります。
最後に読み直して気付いても書き直しができません。
1文書いたら見直し、1文書いたら見直しで進めましょう。
急いで書いて書ききったとしても読めなければそれも減点になります。
時間配分をきっちりと行い丁寧に書くことも重要です。
文字ミスをなくすポイント
文字ミスの原因は見直しの甘さです。
しっかりと見直しできるようにペース配分には注意が必要です。
理想的な時間配分(50分の場合)は下記のとおり。
- 構成の組み立て:10分
- 具体例:35分
- 見直し:5分
これが、焦らず急がず余裕を持って見直しまでできる時間配分です。
一貫性がない
自分の意見が一貫していることが大切です。
2転3転していると意味がわからなくなります。
自分の意見を決めたら、途中で変えることなく突き進めましょう。
一貫性を持たせるポイント
1度決めた意見は変えないこと。
例え途中で「違うかも」って思ったとしても、嘘でもいいので同じ意見で貫き通しましょう。
ポイントとしては、自分の本音よりも書きやすい意見で書き始めることです。
秒で書き出すポイント!
小論文は、大抵の人が書き始めで悩んでいます。
そこに時間をかけずに書き出し始められるとかなりの時間の節約になります。
秒で書き出すポイントとしては、「書き出しは決めておく」ことです。
書き出しはテーマが出される前から決めておけます。
その答えは、書き始めは「昨今~」「一般的に~」「○○とは~」で固定できるからです。
テーマが「禁煙」なら、昨今禁煙する人が増えている。など
書き出しを決めておけるだけでもかなり有利に小論文を進められます。
まとめ : 最低限落ちる特徴だけは避けよう!
これだけ避けられるだけでも合格率は上がります。
他の人は知らない情報です。
これを知っているあなただけが上手に小論文を書くことができます。