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夜勤すると寿命は短くなるの?
こんな疑問にお答えします。
看護師は激務であったり夜勤があったりでかなりのストレスを抱えながら仕事をしています。
そんなストレスを抱えっぱなしの看護師の平均寿命は64歳といわれています。
本記事では、統計に基づき看護師の平均寿命を算出しました。
さまざまな統計から考察しているので大きなズレはないはずです。
特に、夜勤1回でどのくらい寿命が縮んでしまうのかは衝撃的な結果になっているので気にしちゃう人は見ない方がいいです。
寿命が気になる看護師の方、ぜひ最後までご覧ください。
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夜勤してる看護師の平均寿命は64歳?
一般的な統計データでは「看護師の平均寿命は64歳」というデータが出ています。
しかし、当ブログでは男性看護師の平均寿命は68歳、女性看護師は71歳であると推測します。
理由としては以下のとおり。
- 看護師の平均寿命は64歳
- 夜勤をしている人は平均寿命が10年短い
- 日本人の平均寿命は男性が81.47年、女性は87.57年
※ フランスでは「夜勤をしている人は平均寿命が10年短い」という調査結果が出ている
上記のデータから計算すると、男性は64~71歳という事になり間を取って68歳、女性は64~77歳で間を取り71歳。
これが看護師のおおよその平均寿命ということになります。
夜勤してる看護師の平均寿命が短い理由
どうして看護師の平均寿命は短いのか?
下記の要因によるところが大きいでしょう。
- 夜勤によりサーカディアンリズムが崩れるから
- 常にストレスを抱えているから
- 感染症のリスクが高いから
夜勤によりサーカディアンリズムが崩れるから
サーカディアンリズムとは、24時間の周期リズムのことで生活周期や体内時計とも呼ばれています。
簡単に言えば、朝起きて夜寝るという生活リズムのことです。
夜勤をすることでこの生活リズムが乱れてしまうと、代謝のバランスが崩れたり免疫力が低下してしまいます。
これが長期的に続くことで肥満や生活習慣病、不眠に繋がるため一般的な平均寿命よりも短くなってしまうという事です。
ちなみに、この時差ぼけが治るのには1週間くらいかかるそうです。
出典:夜勤のための上手な睡眠のとり方
公益社団法人 日本看護協会 https://www.nurse.or.jp/nursing/shuroanzen/safety/healthy_work_place/column/10.html
常にストレスを抱えているから
看護師は仕事での激務や医師からの重圧、お局からの嫌味、緊迫感のある職場などから常にストレスを抱えながら仕事をしています。
仕事時間だけではなく、帰宅後も病院から電話がかかってくることも度々あります。
さらに、長期間労働や多重業務、夜勤などから肉体的なストレスもかかってきます。
そんな状態で毎日仕事をしているのでストレスにより寿命が縮まってきてしまいます。
実際にエディンバラ大学の調査により、うつ病や不安症を抱えている人ほどガンや心臓病、脳卒中のリスクが高くなり寿命が短くなってしまうという結果が出ています。
※ 35歳以上の成人6万8千人を対象とした10年間の追跡調査した結果
出典:ストレスが限界に達した時に出る症状は?社会人・高校生・中学生の限界サイン
やさびと心理学 https://yasabito.com/578
感染症のリスクが高いから
コロナやインフルエンザ、その他の感染症患者の対応により自分も罹患してしまうリスクが高いからです。
感染対策をしているとはいえ、目に見えない菌やウイルスを完全に防ぐことはできません。
持病を持っていれば悪化させてしまう恐れもあるので、感染リスクが高い職場での仕事は多少なり寿命に影響を及ぼすことになります。
夜勤1回でどのくらい寿命が縮む?
夜勤1回で約2.8日寿命が縮みます。
その理由としては以下のとおりです。
現役大学卒で看護師を始め、定年まで働いた人を想定
- 看護師歴37年(23~60歳まで)
- 看護師をしていた時は月4回の夜勤あり
- 看護師の平均寿命70歳、一般的な平均寿命84歳 ※
※ 平均寿命は男女の平均値にしています
看護師歴37年で月に4回の夜勤をしていたとなると、夜勤は合計で1,776回していたことになります。(月4回×12か月×37年)
そして、看護師と一般的な平均寿命の差が14歳。
夜勤で縮んだ14年の寿命を1,776回の回数で割ると、約2.8日になります。(14年[5,110日]/1,776回)
これは結構衝撃的な数字で、こう考えると夜勤をすることの意義が問われてきますね。
これだけの寿命を削ってまでして働く意味があるのか考えてしまう結果です。
寿命を縮めたくない人は看護師が夜勤なしで働ける職場を選ぶことが重要です。
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「夜勤で寿命が縮む?」の実際の口コミ
ナース専科に寄せられた意見を紹介していきます。
これが看護師の本音です。
明けの朝方動悸するは、えづくは胃薬と腰痛のロキソニン放せない
結婚して夜勤のある病院は辞めました。4-5日勤してますが、私は夜勤をやるよりマシです。生理不順が改善され、妊娠できました。
大きな病院で日深準休を6年ほどして疲労がたまり、常に胃腸不良でした。夜勤をやめて、人間の生活ってこんなに楽なのか!と感動し、その後は絶好調。
出典:夜勤は寿命も縮む!?夜勤が本当に辛い…
ナース専科 https://square.nurse-senka.jp/articles/284719
働き方を変えたい人はこちらの記事をご覧ください。
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寿命を縮めないためにできる対策
看護師の寿命を縮めている原因を取り除けば寿命を縮めずに済みます。
看護師の平均寿命が短い理由を見つめ直していきましょう。
生活リズムを整える
看護師は夜勤で稼ぐと言われていますが、お金のために夜勤を続けていたらはっきり言って長生きできません。
長生きしたいのなら思い切って夜勤のない職場に移ることも考えましょう。
短期間だけ夜勤をしてがっつり稼いで、後は夜勤のない職場に転職するのも1つの手です。
できるだけ夜勤をしない環境に身を置いて生活リズムを整えることで寿命は延ばせます。
ストレスの少ない職場で働く
どんな仕事でもストレスはあると思うので仕方がないところです。
ただ、寿命を縮めないためにはできるだけストレスが少ない職場で働くということが重要になってきます。
特に看護師はストレスが多い職種なのでそれが毎日となると精神的な負担は計り知れません。
ストレスは様々な疾患や寿命に直結する要因なので、ないに越したことはありません。
忙しさがストレスになっているなら施設へ、お局が嫌なら他病棟へでも良いと思います。
なるべくストレスを感じないところに身を置くことが大事です。
感染対策を徹底する
看護師として働いている以上感染症患者と接する機会は必ずあります。
もし感染して重症化してしまうと命に関わってくることもあります。
そのため感染対策は常に徹底して行っていましょう。
艦船から身を守ることは自分の命を守ることに繋がります。
まとめ : 夜勤は寿命を削るはあながち間違いではない!将来を見据えた仕事をしよう
夜勤をしている看護師の平均寿命を統計から考えてみました。
参考にできる統計が少ないのではっきりとは言い切れませんが、夜勤は健康的な働き方ではないため体調を崩しやすいことは明白です。
それが積み重なり平均寿命を下げてしまうことに繋がっているようです。
看護師でも夜勤のない職場は数多くあるので体調の変化が気になっている方は働き方を考え直してみるのもいい時期かもしれません。