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わかりやすく解説して!
どちらも似ている働き方ですが同じではありません。
雇用形態や期間などが違うためおすすめできる人も違います。
今回はそんな応援ナースと派遣ナースの違いをしっかりと理解しどちらが自分に合っているか見比べてみましょう。
本記事を読めば、自分のライフスタイルに合った働き方を選べるようになります。
応援ナースや派遣ナースに興味がある方や短期で仕事を探したい方ぜひご覧ください。
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応援ナースと派遣ナースの違いとは?
応援ナースと派遣ナースには明確な違いがあります。
応援ナースは医療機関に直接雇用される期限付きの正社員ですが、派遣ナースは派遣会社と雇用契約を結び医療機関に派遣される派遣社員です。
さらに下記のような違いがあり、一覧にまとめました。
応援ナース | 派遣ナース | |
---|---|---|
雇用先 | 勤務する医療機関 | 派遣会社 |
雇用形態 | 正社員 | 派遣社員(非正規社員) |
雇用期間 | 3ヵ月~6ヵ月 | 1日~6ヵ月程度 |
給料 | 月給制(手当あり) | 時給制(手当なし) |
福利厚生 | 正社員と同等 | 派遣先による |
有給休暇 | 基本的になし | あり(6ヵ月以上の勤務後) |
採用条件 | 臨床経験3年以上 | 臨床経験1年~ |
残業の有無 | 勤務先による | 基本的になし |
夜勤の有無 | あり | 基本的になし |
社宅・寮 | あり | なし |
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応援ナースと派遣ナースの違い① 雇用先
応援ナースは、勤務する医療機関と直接雇用契約を結びます。そのため給料や福利厚生などは勤務先の医療機関の規定通りになります。
一方派遣ナースは、派遣会社と契約し医療機関に派遣される派遣社員なので待遇などは派遣会社の規定通りとなります。
応援ナースと派遣ナースの違い② 雇用形態
応援ナースの雇用形態は正社員です。期限付きではありますが医療機関と直接契約をし常勤看護師として働くことになります。
応援ナースは派遣会社に属する契約社員のため非正社員という扱いになります。
応援ナースと派遣ナースの違い③ 雇用期間
応援ナースの雇用期間はだいたい3~6ヵ月程度です。
もっと働きたいと思ったら契約期間の延長も可能です。ただその場合は最長3年まででそれ以上になると正社員登用になります。
派遣ナースは1日から長くても6ヵ月程度です。
「好きな時にだけ仕事をしたい」という方にとって働きやすい働き方になります。
応援ナースと派遣ナースの違い④ 給料
給料に関しては月給制や時給制関係なく大きな差が出てきます。
応援ナースが働く職場は、慢性的に忙しい人手不足の病院です。
そのため高給料・好待遇であることが多いです。都市圏応援ナースでは月45~50万円であったり、沖縄・離島応援ナースでも30~40万円となっています。
派遣ナースは、完全時給制で働いた分だけ給料がもらえるシステムです。
都市圏では1700~2400円程度、地方では1500~2000円程度が目安でしょう。
ちなみに、時給2000円で月給換算すると32万円になります。
※ 月20日勤務、8時間の場合
応援ナースと派遣ナースの違い⑤ 福利厚生
応援ナースは、正社員と同じ扱いなので勤務先の正社員の福利厚生と同じ規定になります。
派遣ナースは、非正規社員なので派遣先の非正規雇用の待遇となります。
応援ナースと派遣ナースの違い⑥ 有給休暇
有給休暇の取得には6ヵ月以上の勤務が必要になります。
応援ナースでは、雇用期間が6ヵ月のところが多いので有給休暇の取得前に契約が切れてしまうため有給休暇は基本的にないと考えましょう。
派遣ナースは、同じ派遣会社で6ヵ月以上の勤務が行えていれば有給休暇が取得できるので継続して勤務した方がお得です。
有給休暇については派遣ナースの方が待遇が良いでしょう。
応援ナースと派遣ナースの違い⑦ 採用条件
応援ナース、派遣ナースともに応募から採用までの違いはありません。
ただ、職場や仕事内容から臨床経験については差があるようです。
応援ナースは、人手不足である医療機関(主に病院)で必要とされているため即戦力が求められています。
そのため臨床経験3年以上という条件があります。
派遣ナースは、1日単位でのスポット的な働き方や派遣先も施設やデイサービスなどの医療行為が少ない職場での勤務になるため臨床経験が浅くても働くことができます。
経験が浅くても大丈夫な理由は、こちらの記事でも紹介しています。
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応援ナースと派遣ナースの違い⑧ 残業の有無
応援ナースは基本的に人手が足りない現場での仕事になるので残業を頼まれる機会もあるでしょう。
ただ、医療機関との直接雇用の正社員なので残業代もしっかりと貰えます。
一方派遣ナースは、派遣会社の所属なので余程のことがない限り残業を頼まれることはないでしょう。
応援ナースと派遣ナースの違い⑨ 夜勤の有無
応援ナースは勤務先の働き方にもよりますが、夜勤ありの職場が多いため夜勤はあると考えておいていいでしょう。
しっかりと夜勤手当も出るのでがっつり稼ぎたい方にはおすすめです。
派遣ナースは、派遣先や仕事内容によります。
夜勤をしたくない場合は夜勤なしの仕事を選べば問題ありません。
応援ナースと派遣ナースの違い⑩ 社宅・寮
応援ナースは、勤務先の正社員と同様に社宅や寮に入ることができます。
また、ナースパワー人材センターでは家具家電・設備付きのアパート完備されているところもあります。大きな出費なく身軽に赴任できるのが魅力です。
派遣ナースは、派遣先にもよりますが基本的に社宅や寮はないと思っていたほうがいいでしょう。
応援ナースと派遣ナースはどっちがいいの?
応援ナースと派遣ナースはそれぞれメリットが別物なのでどちらがいいかは決めきれません。
ただ、それぞれにおすすめできる人はいるので紹介していきます。
応援ナースは「短期間で稼ぎたい」「色んな場所で働きたい人」におすすめ
応援ナースは短期間で正社員で働けるため派遣よりも稼ぎたい人に向いています。
ナースパワー人材センターの応援ナースでは、都市圏では月45~50万円、沖縄・離島でも30~40万円の高給料なので短期間高給料で働けます。
また、応援ナースは都市圏・北海道・沖縄、離島などでの募集が多いので観光を楽しみながら働くことができます。
「契約期間が終わったら次の観光地で」という働き方もできるので色んな場所で働きたい人にもおすすめです。
ちなみに、家具家電・設備付きのアパート完備で引越し費用も支給してくれる病院もあります。
派遣ナースは「プライベートを重視したい」「自分に合う仕事を見つけたい人」におすすめ
派遣ナースは働く日時を自分で選べるのでプライベートを重視したい人におすすめです。
子育て中のスキマ時間に働きたい方や仕事の休日に副業として稼ぎたい方に向いている働き方です。
また、色々な職場を体験できるので自分に合う仕事を探しながら働くことできます。
そのため自分は何がやりたいのか?どんな仕事が向いているのか見つけたい人にもおすすめの働き方です。
まとめ : 自分のライフスタイルに合った働き方を選ぼう!
応援ナースと派遣ナースの違いについて解説しました。
それぞれ特徴が違う働き方なので自分に合う方を選べれば効率よく働くことができるでしょう。
応援ナースと派遣ナースの違いについてよく理解してストレスなく働いていきましょう。