看護師

ブランク看護師のための採血の研修場所!復職先の選び方を解説

看護師として復職するんだけど採血できるか心配
採血を練習できる場所ってあるの?

こんなブランク看護師の採血の不安を解消します!

看護師のブランク(復職までの離職期間)は平均で2.6年と言われています。

※ 日本看護協会「都道府県ナースセンターによる看護職の再就業実態調査」による

確かにこれだけの期間が空いてしまうと採血も不安を感じてしまうのは仕方のないことだと思います。

そこで今回は、ブランクのある看護師のための採血の研修場所について解説していきます。

本記事を読めば、ブランクがあっても事前に採血の練習ができ不安なく復職することができます。

復職したい看護師の方やブランクがあり不安を抱えている方ぜひご覧ください。

\ 復職看護師に人気の記事! /


ブランク看護師のための採血の研修場所!

採血の実技研修ができるのは、各都道府県のナースセンターです。

ナースセンターの「看護職復職支援」という研修で注射や採血の実技研修を受けることができます。

場所により静脈注射の実技も行うことができます。

研修日時に関しては各都道府県のナースセンターにより違うのでホームページを見て確認しましょう。

採血研修の参加方法

※ 東京都ナースプラザHPより引用

各都道府県のナースセンターのホームページに各研修の申し込みフォームがあるのでそこから申し込み申請しましょう。

申し込みフォームがない所もあるのでその場合は直接連絡して申し込みましょう。

参加費は無料です。

採血研修の前にやっておきたいこと

ブランクが長ければ長いほど、いきなり採血研修に行ってもテンパってしまう可能性があります。

採血研修に行く前に以下のことを事前にやっておくとスムーズに研修に臨めます。

手技や物品の確認

一言で採血といっても、シリンジや真空管など手技も違うし必要物品も異なります。

寸前になって困らないように、参考書やネットを活用して採血の手技や必要物品の確認をしておきましょう。

できれば、採血時のスピッツの順番も覚えておくと安心です。

イメージトレーニング

手技の確認をしたらイメージトレーニングをしてみることで実際に採血を行う際の緊張が緩和されます。

イメージトレーニングであれば何度でも失敗しても構わないので、自分の苦手な部分を発見できます。

真空管採血で注意することはなにか?駆血帯はいつ外すのか?逆血が来ない時どうするか?など細部までイメージトレーニングしましょう。

成功体験を持つ

最終的にはイメージトレーニングで成功体験を持ちましょう。

採血での成功体験をイメージできれば本番での不安も軽減できます。

現役時代の採血を思い出せれば完璧です。

新人看護師が現場での採血で自信をつけていくように、ブランク看護師の採血の不安も実践していくことで解消していくしかありません。

技術の不安は実践でしか解消できません。

せっかく研修場所が無料で用意されているので利用しなければもったいない。

不安があるなら復職前に1度でも採血を行っておきましょう。

ブランク看護師が採血研修をするメリット

期間にもよりますがブランクがある看護師は採用に影響してしまう場合もあります。

採血研修だけでも受けておくと面接時に前向きな姿勢をアピールできます。

復職の意欲や仕事に取り組む姿勢を評価され採用に繋がることもあるでしょう。

看護スキルに自信がつく!

採血はだいたいどこの職場に行ってもよく使うスキルです。

事前に研修を受けておくことで自信を持って現場復帰することができます。

しかも、採血に自信がつけばルートキープなどの手技などの自信にも繋がり気負いなく臨めることができるでしょう。

実践前に自信をつけられるのは大きなメリットです。

採用されやすくなる!

ブランクがあっても採血研修を受けておくと即戦力として認められ採用されやすくなるでしょう。

中途採用は即戦力を期待されているので、採用の確率を上げるために採血研修を受けておくのもありです。

看護技術をしっかりと身に付けた看護師はブランクがあっても重宝されるので復職のためにもおすすめです。

多くの就職先を選べる!

採血の不安から、採血を避けた職場しか探せないとなると就職先の数も限られてきます。

でも、しっかりと研修を受けて手技を身に付けておけば多くの職場から就職先を選べるようになります。

就職にも有利にはたらくので、できれば研修を受けておくのが良いでしょう。

採血したくない時の復職先の選び方

採血研修をしても自信がない時は採血がない職場を選べばいいだけです。

そんな職場はいくらでもあるのでいくつか検討してみてください。

保育園

保育園看護師の仕事内容は、園児の体調管理やケガ時の応急処置、保護者への保健指導などです。

園児に採血をする機会はないので安心してはたらくことができます。

産業看護師

企業なの医務室等で働く看護師は、社員の健康管理や相談、デスクワークがメインとなるので採血はありません。

看護技術よりも知識が必要とされる職種なのでもちろん採血もありません。

医療系コールセンター

電話対応業務になるので看護技術を行うことはありません。

採血はなく、コミュニケーション力やパソコンスキルがある人におすすめの仕事です。

ツアーナース

社員や学生の旅行に同行し、参加者の健康管理を担う仕事です。

応急処置が必要となる場合もありますが、採血をすることはありません。

臨床開発モニター

治験がスムーズに行われるか監視をする仕事です。

採血などの看護技術は必要なく、需要の高い職種です。


以上の求人を探すなら看護師求人数業界トップクラスの『レバウェル看護』がおすすめです。

\ 簡単1分で無料登録! /

看護のお仕事


まとめ : 採血が不安ならナースセンターで研修を受けて自信を付けよう!

ブランクのある看護師の採血の研修場所について解説しました。

長い期間のブランクがあると採血の手技もいまいちになってしまいます。

でも、1度でも実技を行えば感覚は取り戻せます。

無料でできる採血の研修があるので不安があるならぜひ活用してみてください。

-看護師