でもどうやって書けばいいか案が浮かばない
こんな悩みを解決します。
看護学校の入試や就職試験で小論文がでることはわりとあります。
これは、そんな時におすすめの記事です。
今回は、「信頼される看護師」というテーマについて、私が書いた小論文を交え解説していきます。
本記事を読めば、今回のテーマ以外でも制限時間内に立派な小論文を書き上げることができるようになります。
小論文で悩んでいる方ぜひ参考にしてください。
ではどうぞ~。
「信頼される看護師」の小論文の書き方!
早速私が書いた例文を紹介します。
制限時間50分800字を想定して書きました。
すぐ使える!小論文のテンプレート
私は上記の小論文を書くのにテンプレートを使用し書きました。
そのテンプレートとは以下のとおり。
「だろうか」
「確かに」
「しかし」
具体例
「従って」
この言葉を使うだけで立派な小論文が作れます。
それぞれ1文だけでいいので非常に簡単です。
1. 「一般的に」
冒頭の1番最初に使う言葉です。使い方としては、テーマに関する一般的な意見を述べます。
例文でいうところの、「一般的に信頼される看護師とは、知識が豊富な看護師であると考えられている」という文です。
まず最初に使う言葉がわかっているので、書き出しでつまずくことがありません。
後にも繋がる、かなり使えるワードです。
他にも「昨今~」とか「〇〇とは~」が同じように使えます。
2. 「だろうか」
次の文で1の一般的な意見に疑問を投げかけます。
使い方としては、「~といえるのだろうか」や「~ないのではないか」などです。
例文では、「ただ、意識が豊富なだけでは信頼されることにはならないのではないか」という文です。
自分の意見の前振りのような感じですね。
3. 「確かに」
ここで一旦1の一般的な意見を認めます。
そして認めたうえで次に自分の意見を述べていきます。この分のおかげで小論文に深みが増します。
例文では、「確かに病気や入院生活においては不安が伴うため、知識のある看護師というのは頼りになる存在である」という文です。
4. 「しかし」
そしてここで自分の意見を持ってきます。
ただし、はっきりとは言わずにぼんやりと濁して言います。
例文では、「しかし、知識量だけでは信頼されることには繋がらないのではないかと思う」の文です。
ここは、5の「従って」の前振りという感じですね。
具体例
ここは、自分の結論で言いたいことの具体例を書いていきます。
例文では、「これまで私は~」の部分です。
この具体例は経験談を交えて話すと説得力が増します。
具体例は1個でも2個でも構いません。ただ3個以上はやめておいた方がいいでしょう。
5. 「従って」
最後に自分の意見をハッキリと言い切ります。
例文では、「従って、信頼される看護師とは知識量はもちろんのことであるが、安心感を与えられる笑顔が大切であると考える」です。
論文なので、「だと思う」とは書かない。「~である」や「~だ」で締めくくりましょう。
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看護師系の小論文800字の書き方!例文付きでわかりやすく解説
上手な小論文を書くコツ
小論文を書くにはコツがあります。
意識して書けば1つ上の小論文を書くことができるでしょう。
最低8割は埋める!
文字数は少なすぎてもオーバーしても評価されません。
そのため最低でも8割以上は書くようにしましょう。
8割以上埋めて書ききれば評価される小論文になります。
具体例で文字数を稼ぐ!
文字数稼ぎは誰もが悩むところ。
そこを上手に書くには、具体例のところで文字数を稼いでいきましょう。
具体例が1つで足らなかったら2つ書く、とかですね。
具体例終了時までの文字数は7割が目安です。
最後は断定する!
上記でも話しましたが、最後は絶対に断定する。
だと思う、では論文になりません。
もし「信頼される看護師」というテーマで必要なのは知識だけでいいという考えなら、信頼されるには知識だけで十分であるとキッパリ言い切りましょう。
たとえ本心でなくてもです、本心と論文は関係ありません。
練習用テーマで書いてみよう!
試験に出そうなテーマを集めました。
5つの手順にそって実際に書いてみましょう。
- 社会人としての責任という事について
- 私にとって大切なもの
- 看護師に求められる資質とは
まとめ : コツを掴めばスラスラと書けるようになる!
今回の例文を自分なりにアレンジしてオリジナルを作り上げれば「信頼される看護師」のテーマは完璧です。
練習すれば他のテーマでも同じように書けるようになります。
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