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合格率や受験するメリットを知りたい
急性期ケア専門士とは、急性期のケアや急変対応における専門士のことです。
最近新しく新設された資格で、2023年に第一回急性期ケア専門士認定試験が行われました。
急性期に興味があるけど難しいと思われている方も多いと思います。
今回はそんな急性期ケア専門士の気になる合格率やメリット、総合的な難易度について解説していきます。
急性期を極めたい方や医療系資格を取ってスキルアップしたい方はぜひご覧ください。
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急性期ケア専門士の合格率
2023年の第1回急性期ケア専門士認定試験の合格率は66.1%。
受験者4,045人中、合格者は2,676人でした。
ほぼ同時期に開始された終末期ケア専門士の合格率が第1回の合格率±5%程度で推移しているので、急性期ケア専門士の合格率も60%半ばで推移してくるだろうと思います。
試験としてはそれほど難しい試験ではないでしょう。
ちなみに終末期ケア専門士の合格率は第1回65.6%、第2回69.5%、第3回67.0%、第4回61.1%です。
急性期ケア専門士を取得するメリット
急性期で働くうえで役立つ急性期ケア専門士の資格。
急性期は苦手としている方が多い分、習得する価値がありメリットの多い資格となっています。
急変対応に自信が持てる
急変は突然起こるため臨機応変な対応が必要とされます。
そして、その行動をとるためには知識も重要になってきます。
急性期ケア専門士は急性期のプロの視点を習得できるため、突然起こる急変にも確実な初期対応ができるようになります。
また、急変前のちょっとした状態変化による各疾患・症状別の初期対応も学べるので急変を未然に防ぐこともできます。
急変における一連の流れを学ぶことで急変対応に自信が持てるようになります。
急変対応でできるようになること
- 急変前の見逃してはいけない変化に気づける
- 状態変化のアセスメントができる
- 症状別の初期対応ができる
- 根拠をもとに先輩やDrに報告できる
希少性があり転職に有利になる
2023年に開始された新しい資格なので現状まだあまり知られていません。
資格取得者も少ないため持っていれば希少性があり転職にかなりの強みになります。
急性期に興味があり働いていきたい方やスキルアップをしたい方におすすめの資格になっています。
資格取得後も継続的な学習ができる
資格取得後はオンラインセミナーや動画視聴で単位を取得し資格更新を行っていきます。
これにより最新の急性期ケアについて継続的に学んでいくことができます。
勉強する環境に身を置くことで知識や技術低下を防いでいくことができます。
急性期ケア専門士の受験資格
医療・介護系資格+実務経験2年(准看護師は3年)以上が必要になります。
受験資格 | 実務経験2年以上 | 実務経験3年以上 |
---|---|---|
資格名 | 医師 看護師 保健師 薬剤師 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 臨床工学技士 介護支援専門員 臨床検査技師 救急救命士 放射線技師 介護福祉士 | 准看護師 |
急性期ケア専門士の試験日と費用
試験の申込期間が設けられているので忘れないようにしましょう。
- 申込期間:2023年9月1日(金)〜2024年4月15日(月)
- 試験日:2024年5月10日(金)〜2024年5月26日(日)
- 受験料:10,000円
※ 全国260カ所にある会場でのパソコン試験になります
※ 合格者は登録料10,000円も必要になります
急性期ケア専門士の試験対策
急性期ケア専門士の試験範囲は以下のとおりです。
急性期ケア専門士の試験範囲
- 救急医療に関する定義と概念
- 急変発見時の初期対応
- 急性期に求められるリーダーシップ
- 症状別アセスメント
- 急性期医療における家族支援
- 災害時の救急医療
- 超高齢化社会における急性期医療
- 小児救急の特徴と課題
- 救急・集中治療部における終末期ケア
- 急性期医療の課題と解決に向けて
出題範囲が広く、さらに急変発見時の初期対応(在宅・施設での心肺停止の対応・急変発見時の初期対応etc)など各項目も細分化されます。
独学での勉強は難しいので急性期ケア専門士公式テキストでの学習をおすすめします。
急性期ケア専門士公式テキスト
4,980円(税抜)
急性期ケア専門士試験の試験範囲となる協会認定テキストです。
当試験の公式テキストなのでこの教材で勉強しておけば間違いないでしょう。
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まとめ : 急性期に特化した専門資格!勉強すれば取得できる
急性期ケア専門士の合格率と取得するメリットを解説し、試験の難しさについて紹介しました。
専門性の高い資格になりスキルアップを目指したい方はぜひ取っておきたい資格です。
合格率も60%台と厳しくなく決して難しい試験ではありません。
急性期ケア専門士はできたばかりの資格なので転職時にもメリットがあります。
興味があれば挑んでみるのもいいでしょう。
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