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合格率や受験するメリットを知りたい

急性期ケア専門士とは、急性期のケアや急変対応における専門士のことです。
2023年に第一回急性期ケア専門士認定試験が行われた新設された新しい資格です。
急性期に興味があるけど難しいと思われている方も多いと思います。
今回はそんな急性期ケア専門士の気になる合格率やメリット、総合的な難易度について解説していきます。
急性期を極めたい方や医療系資格を取ってスキルアップしたい方はぜひご覧ください。
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急性期ケア専門士って何ができる?難易度は?現役看護師が解説
急性期ケア専門士とは?
急性期ケア専門士とは、日本急性期ケア協会が認定している民間資格です。
状態異常の察知 ⇒ アセスメント ⇒ 初期対応 ⇒ 医師への報告、などの急性期における処置対応を素早く正確に行えることを目的とした資格です。
急性期ケア専門士の資格を取れば、急性期ケアや応急処置のスペシャリストとして認定されます。
命をつなぐ専門士として、2022年9月から開始された新しい看護師の資格です。
急性期ケア専門士のメリット
急性期ケア専門士の資格は急性期で働いていくうえでとても役立ちます。
急性期は苦手としている方が多い分、習得する価値がありメリットの多い資格となっています。
急性期ケア専門士のメリット
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急変対応に自信が持てる
希少性があり転職に有利になる
資格取得後も継続的な学習ができる
1. 急変対応に自信が持てる
急変は突然起こるため臨機応変な対応が必要とされます。
そして、その行動をとるためには知識も重要になってきます。
急性期ケア専門士は急性期のプロの視点を習得できるため、突然起こる急変にも確実な初期対応ができるようになります。
また、急変前のちょっとした状態変化による各疾患・症状別の初期対応も学べるので急変を未然に防ぐこともできます。
急変における一連の流れを学ぶことで急変対応に自信が持てるようになります。
急変対応でできるようになること
- 急変前の見逃してはいけない変化に気づける
- 状態変化のアセスメントができる
- 症状別の初期対応ができる
- 根拠をもとに先輩やDrに報告できる
2. 希少性があり転職に有利になる
2022年に開始された新しい資格なので現状まだあまり知られていません。
資格取得者も少ないため持っていれば希少性があり転職にかなりの強みになります。
急性期に強い看護師はどこの病院でも欲しがるので今後のためにも取得しておくと有利です。
急性期に興味があり働いていきたい方やスキルアップをしたい方におすすめの資格になっています。
3. 資格取得後も継続的な学習ができる
資格取得後はオンラインセミナーや動画視聴で単位を取得し資格更新を行っていきます。
また、研修についてもオンライン研修、実地研修、ハイブリット研修などいろいろと整備されているので自分に合った学び方が選べます。
これにより資格取得後も最新の急性期ケアについて継続的に学んでいくことができます。
勉強する環境に身を置くことで知識や技術低下を防いでいくことができます。
急性期ケア専門士のカリキュラム
急性期ケア専門士で学んでいくカリキュラムになります。
独学で学んでいくには範囲が広く難しいので急性期ケア専門士公式テキストを使って学習していきましょう。
- 救急医療に関する定義と概念
- 急変発見時の初期対応
- 急性期に求められるリーダーシップ
- 症状別アセスメント
- 急性期医療における家族支援
- 災害時の救急医療
- 超高齢化社会における急性期医療
- 小児救急の特徴と課題
- 救急・集中治療部における終末期ケア
- 急性期医療の課題と解決に向けて
急性期ケア専門士の合格率
2024年の第2回急性期ケア専門士認定試験の合格率は66.6%。(第1回の合格率は66.1%)
受験者4,166人中、合格者は2,776人でした。
ほぼ同時期に開始された終末期ケア専門士の合格率が第1回の合格率±5%程度で推移しているので、急性期ケア専門士も合格率60%半ばで推移してくるだろうと思います。
しっかりと勉強できていれば難しい試験ではなさそうです。

急性期ケア専門士の認定試験について
急性期ケア専門士の試験を受けるにあたっての必要事項を確認しておきましょう。
試験は年1回で受験資格もあるので要注意です。
受験資格
急性期ケア専門士の試験を受けるには受験資格を満たしている必要があります。
受験資格は医療・介護系資格+実務経験2年(准看護師は3年)以上となっています。
受験資格 | 実務経験2年以上 | 実務経験3年以上 |
---|---|---|
資格名 | 医師 看護師 保健師 薬剤師 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 臨床工学技士 介護支援専門員 臨床検査技師 救急救命士 放射線技師 介護福祉士 | 准看護師 |
申込期間・試験日
申込期間:2024年8月30日(金)〜2025年4月20日(日)
試験日:2025年5月9日(金)〜2024年5月25日(日)
※ 定員に達し次第申し込みが終了になる場合があります
試験会場
全国260ヶ所
※ 全国260カ所にある会場でのパソコン試験(CBT試験)になります
受験料
11,000円 (税込12,100円)
※ 合格者は登録料11,000円 (税込12,100円)も必要になります
※ 配送料・各種手数料が別途発生します
出題範囲
急性期ケア専門士公式テキスト及び時事問題
試験時間は90分で全90問、5問択一方式です。
学習に関しては公式テキストでの勉強が必須です。
範囲が広いうえ専門的な分野になるので独学ではかなり厳しいでしょう。
公式テキストであれば出題範囲もわかるので無駄な勉強をすることもなくなります。
急性期ケア専門士の試験対策
- 救急医療に関する定義と概念
- 急変発見時の初期対応
- 急性期に求められるリーダーシップ
- 症状別アセスメント
- 急性期医療における家族支援
- 災害時の救急医療
- 超高齢化社会における急性期医療
- 小児救急の特徴と課題
- 救急・集中治療部における終末期ケア
- 急性期医療の課題と解決に向けて
このカリキュラムのように出題範囲が広く、さらに急変発見時の初期対応(在宅・施設での心肺停止の対応・急変発見時の初期対応etc)など各項目も細分化されます。
これだけの項目を独学での勉強は難しいので急性期ケア専門士公式テキストでの学習をおすすめします。
急性期ケア専門士公式テキスト
5,500円(税抜)
急性期ケア専門士試験の試験範囲となる協会認定テキストです。
当試験の公式テキストなのでこの教材で勉強しておけば間違いないでしょう。
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まとめ : 急性期に特化した専門資格!勉強すれば取得できる
急性期ケア専門士の合格率と取得するメリットを解説し、試験の難しさについて紹介しました。
専門性の高い資格になりスキルアップを目指したい方はぜひ取っておきたい資格です。
合格率も60%台と厳しくなく決して難しい試験ではありません。
急性期ケア専門士はできたばかりの資格なので転職時にもメリットがあります。
興味があれば挑んでみるのもいいでしょう。
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