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看護師のこんなにも多い無駄な業務!業務改善すれば残業なし


看護師って無駄な業務がありすぎない?
業務改善すれば残業もなくなるのに

こんな感じで看護師の仕事の多くは、看護師じゃなくてもできる業務がたくさんあります。

今回はそんな「看護師の無駄な業務」について解説していきます。

この業務がなくなれば余裕を持って仕事に取り組むことができミスも減らせ、そしてみんな定時で帰ることができます。

インシデントも少なくなり、業務過多もなくなり、ミスもなくなるなど無駄な業務がなくなることはメリットしかありません。

業務改善に関わっている方、ぜひご覧ください。

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看護師のこんなにも多い無駄な業務!

看護師の退職理由の上位にも入っている多重業務。

その多重業務の原因にもなっているのがこの看護師の無駄な業務です。
なんでもかんでも看護師に振らないで!自分でできることは自分でやって!っていう気持ちになってしまいます。

ちなみに以下は全て、点滴管理・ナースコール対応・オムツ交換・手術や検査の送り出しなど通常業務を行いながら同時並行で行っています。

1. 入院時書類の患者のサイン貰い

入院時の説明や患者のサインを貰うのは看護師じゃなくてもできます。

そんなことに時間を取られるくらいなら患者の状態観察の方を優先させてほしいものです。

必要書類の印刷から患者への説明・サイン貰い・パソコンへの取り込み・各書類の振り分けなどこんな業務をやらせるから忙しくなるんです。

でも実際は看護師がやっているところが多いのが現状です。

代理でやってくれる人がいればかなり助かる業務です。

2. 手術や検査の同意書の確認

手術や胃カメラなどの検査をするなら同意書の確認ももちろん必要です。

Drが手術や検査の予定を入れるのだから流れで同意書の確認もしてくれた方がミスもなく効率的です。

でもそれを実際にしてくれるDrなんてほぼいません。

予定を入れるだけ入れて後は知らんぷりなんて、わざわざ看護師が確認してあげるのも手間です。

自分で入れた予定くらいは自分で責任もって仕事を完了させてほしいものです。

最終確認は看護師がしますが、サイン未が多すぎで仕事がはかどりません。

3. 他職種の書類のサイン貰い

リハビリなど他職種関連の書類の患者のサイン貰いを看護師に託されることがあります。

これもとっても無駄な業務。

自分達が必要な書類なら自分で患者にサインを貰うのが当然です。

看護師が患者にサインを貰うにしても、患者や家族がいる時を見計らって対応しなきゃいけないし、忘れればもちろん看護師の責任にもなりかねます。

仕事と責任を簡単に看護師に任せるのはやめてほしいものです。

4. Drへの取り次ぎや伝言

Drへの伝言も病棟看護師に託されることがあります。

Drは常に病棟にいるわけじゃないし、看護師だって常にDrに会えるわけではありません。

Drへ用事があるなら直接Drへ電話した方が早いし間違いがありません。

これは結局Drに電話したくないだけで、看護師に面倒事を託しているだけです。

5. 定時前からの情報収集

これも立派な看護師の無駄な業務です。

早い人は定時の1時間前から情報収集を始めています。

情報収集は大事ですが定時前から行う必要はありません。

業務改善を行い、定時から情報収集をする時間を取る必要があります。

定時前から出社して頑張って情報収集して、残業代は出ないってありえません。

6. 看護研究

看護研究をしたところで看護的に何かが変わることはほぼありません。

そんな無駄な業務をしたところで、給料も増えないし、手当もでない、昇進もしないし、増えるのは時間外労働のみです。

看護研究は題材の考案や必要資料の収集、実行、アセスメントなど忙しい看護業務をしながら同時に行っている状況です。

何の良いこともない+αの仕事なんて誰もしたくありません。

看護研究は無駄な業務の代表で今すぐ撤廃すべき業務です。

7. 勉強会

作成した資料を読み上げるだけの名ばかりの勉強会も無駄です。

その資料でさえも看護師が勤務時間外に作っていることがほとんどです。

休日返上してまでやる意味があるのか、疑問しかありません。

勉強会でしっかりと身に付いている人、理解できてる人はいません。

主催者、参加者含めて無駄な時間です。

8. Drの処置の準備・処置後の片づけ

PICC挿入やルンバールなどDrは処置をするだけしてさっさと帰ってしまいます。

忙しい合間をぬってそのDrに合った物品を準備して、後片付けまですべてしているのは看護師です。

処置するならせめて必要な物品は自分で用意してもらいたいものです。

手ぶらで来て処置してすぐ帰れるのは看護師のおかげです。

無駄な業務とまでは言いませんが、時間を取られる仕事のうちの一つです。

9. 手術室や検査室へのチェックリスト記入

手術時に申し送りはしますがチェックリストまでは不要だと思います。

手術看護師も同じ看護師なので手術患者の情報収集くらいはするのが当然です。

バイタル?喫煙の有無?体内の金属類?カルテに書いてあるので自分で確認するべきです。

こういった一つ一つの小さな仕事が積み重なりミスに繋がってしまいます。

10. 逝去者の方の看護サマリー

基本的に亡くなられた方の看護サマリーは見る機会はありません。

引き継ぐ相手がいないのだから書く必要性もないと思います。

看護記録としては残されているのでそれで十分なはずです。

もう誰も見ないサマリーは書く必要はありません。

11. 休日の病棟会への出席

せっかくの休日を犠牲にしてまで重要な話し合いがありますか?

特に新人は積極的に出ないといけないという風潮が無駄です。

病院に行くまでの準備や時間、終わった後の帰り道。休日の貴重な時間がどれだけ無駄に使われるか考えてほしいものですね。

休日の病棟会はムダだと思っていたので私は1年目から出ませんでした。

12. 看護以外のナースコール

ほぼ半数かそれ以上に緊急性のないナースコールが多すぎます。

内容としては以下のとおり。

布団かけて・テレビつけて・テレビがつかない・リモコンがない・携帯の使い方がわからない・ご飯まだ?・家に帰りたいんだけど?・部屋が暑い、寒い・(ナースコール押しときながら)何でもないよ・ティッシュ落としちゃった・食器下げて・歯磨きしたいんだけど・カーテン閉めて etc etc

看護師は召使いじゃないし、世話役じゃありません。こんなことで時間をとられていたら仕事が進まないのも無理はありませんよね。

ナースコールは緊急時以外は有料制にするべきという話がありますがぜひお願いしたいものです。

13. Drや上司へのご機嫌取り

この辺り役職の機嫌が悪いとナースステーションもピリつきます。

そのために結局、こういう無駄な気配りが必要になってきます。

どこの職場にもあるとは思いますが、何でこちら側が機嫌を取ってあげないといけないのか。

無駄な業務で神経をすり減らすのは勘弁なので、自覚してもらいたいですね。

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看護師の無駄な業務で看護師不足は加速する!

看護師は看護業務のほかにこんなにも多くの無駄な仕事を行っています。

こういう事の積み重ねが看護師の業務を膨らませています。

私が常々思っていたのは、「業務改善ができないんだったら看護師の仕事を減らすか給料を上げろ」です。

だからこんな結果が出るんです。


97%の看護師が仕事を辞めたいと感じたことがある!辞めたい理由2位は【給与が低い】、1位は?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000112674.html

無駄な仕事がなければ今よりも少ない看護師数で回せるかもしれないし、結果看護師不足の解消にも繋がるかもしれません。

仕事量を減らすか給料を上げる、経営者や国は医療の現場をよく見てしっかりと考えるべきですね。

まとめ : 看護師の仕事の1~2割は無駄な業務!なくても困りません

どれもこれも看護師じゃなくてもできる無駄な業務を紹介していきました。

看護師はDrや患者、他職種の何でも屋ではありません。
この無駄な業務を減らすには訴えていくしかありません。

カンファレンス、委員会、看護協会など言いやすいところで訴え続けていきましょう。

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