こんな悩みを解決していきます。
結論からいえば、1年目で辞めても大丈夫だしちゃんと転職もできます。
ただ、1年目での転職はそれなりの注意点があるのでしっかりと理解しておくことが必要です。
そこで本記事では1年目でも辞めていい理由とその注意点、そして転職を成功させるための秘訣を紹介していきます。
転職は成功すればかなりのメリットになるので、大事な知識は今のうちに知っておきましょう。
では早速どうぞ!
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看護師1年目で転職を考えている人の割合
実は、約3人に1人が1年目で転職を考えています。(下図参照)
出典:「辞めたいかも…」看護師が転職をはじめて意識したのはいつ?|看護師の本音アンケート 看護roo!
https://www.kango-roo.com/work/8292/
学生時代の実習でもきついと感じているんだから当然の結果になりますかね。
1年目で辞めるのはそれほど珍しいことではありません。
ちなみに、新卒看護師の離職率は8.6%です。
※ 日本看護協会「2020年 病院看護実態調査」にて
1年目でも辞めてもいい理由!
上記のように、約12人に1人が辞めていく新人看護師。
1年目なのでもちろん知識や技術・経験はありません。
それでもちゃんと転職できるのにはそれだけの理由があります。
看護師だからこその理由になります。
看護師は慢性的な人材不足だから
超高齢社会の日本にとって看護業界は間違いなく今後ますます需要が伸びてくる職業です。
団塊の世代が後期高齢者になる2025年には、看護職員は188万人~202万人必要とされていますが約6~27万人は不足するようです。
出典:看護師不足、「20年後」にはさすがに解消…しないの?|看護roo!ニュース 看護roo!
https://www.kango-roo.com/work/7899/
このように慢性的な人材不足の看護師は売り手市場です。
引く手数多な状況なので、多少の経験不足や技術不足は構わないというところも実際にあります。
このようなことから、1年目で辞めたとしても再就職することは可能なのです。
経験問わずの職場が多いから
看護業界はラダー制度やプリセプター制度などの教育システムが充実しています。
そのため新人で転職してもしっかりと研修を受けさせてくれます。
1年目での不安な転職でも、新たな職場で1から再スタートすることができます。
教育制度が整っている分、1年目でも転職可能です。
求人数業界トップクラスのレバウェル看護では、未経験可の求人が37,000件以上あります。
目当ての求人に目を付けてから退職を進めていくのもありです。
- 経験不問
- 経験3年未満可
- 未経験可
で探してみよう!
看護師として働ける場がたくさんある
看護師資格1つ持っているだけで働ける職場はかなり広くなります。
ザっと並べても以下のとおり。
看護師が働ける場
病院・クリニック・訪問看護・介護施設・デイサービス・保育園・健診センター・診療所・産業看護師・医療機器メーカー・献血ルーム・ツアーナース・施設等の救護室 etc
しかも、手術室・病棟・透析・外来などの違いもあります。
急性期が向いてないなら慢性期に行けばいいし、病院が嫌なら施設や企業に勤めることだってできます。
色んな職場で色んな働き方があるので、自分のベストを見つけましょう。
こんなにも資格を活かして働ける資格はそうはありませんね。
1年目で転職する時の注意点
新人でも転職できるからといって何にもデメリットがないわけではありません。
早期退職という不利な形には変わりないので、しっかりと注意していくことも忘れてはいけません。
また早期退職しそうだと思われる
転職希望先からこんなイメージを持たれてしまうのは正直仕方ありません。
でもそれは真面目で誠実な仕事をしていれば払拭できることです。
看護師の厳しい労働条件で早期退職について理解してくれる職場であれば大丈夫です。
古い病院だと受け入れがたいとこですかね。
転職先でも覚えることはたくさんある
覚えることが多すぎて辛くて辞めた人にとっては残念なことですが、転職先でも覚えることはたくさんあります。
実際まだ十分に経験を積んでいないので、新しい職場でも基本的なことから学んでいくことになるでしょう。
でも就職先もそれを見越して採用してくれているので、教育に関しては問題ないと思います。
1つアドバイスをするなら、教育体制が整っている職場を選ぶと良いでしょう。
その方が安心だし、しっかりとした技術も身に付けられます。
就職先は限られてくる
当然ですが、転職は新人よりも即戦力となる経験者の方が優遇されることが多いです。
本命の第一志望先には、「実務経験〇年以上」などで応募さえできない場合もあります。
でもそれなりに「未経験可」の求人もあるので、探してみれば自分に合う職場もきっと見つかるはずです。
求人は、個人で探すよりも転職サイトを活用した方が断然有利です。
個人では見つけられない求人数だし、アドバイザーからのサポートも期待できます。
特徴別の転職サイトは以下のとおり
- 求人数の多さ:レバウェル看護管理人おすすめ
- 情報量の多さと質の高さ:ナース人材バンク管理人おすすめ
- 穴場的:ジョブデポ看護師
- 余計なサービスは不要:ジョブメドレー
- 非公開求人の多さ:マイナビ看護師管理人おすすめ
- 満足度の高さ:ナースではたらこ
- 応援ナース:ナースパワー
- 情報力:看護プロ
- 40代以上の方:医療ワーカー
- 口コミ重視:ナースJJ
- 北海道、西日本の方:ナースジョブ
- 都内で探している:とうきょうナースステーション
- 単発バイト:MCナースネット
- サポートを選びたい:ナースポート
- 東京・埼玉・神奈川の求人なら:キララサポート看護
転職するメリット!
1年目の転職には色んなデメリットはありますが、個人的にはメリットの方がでかいと感じてます。
環境を変えることで得られることの方がはるかに大きいです。
すべてを1から始められる!
これが最大のメリットで、嫌な環境から抜け出して新たな環境で1からスタートすることができます。
新人時代の1番の悩みである、人間関係をリセットできるのはかなりのメリットです。
ストレスの元凶でもある人間関係を変えられるのは転職しかありません。
これを得るためにも転職の価値はあると思います。
わからない事を素直に聞ける!
1年目での転職なのでわからない事は素直に聞けます。
それを理解したうえで受け入れてくれているので大丈夫です。
また、前の職場で教えてもらったことでも知らないふりをして教えてもらうこともできます。
知識を深めたり、復習の意味も込めてどんどん聞いていきましょう。
これも新人ならではのメリットになります。
興味のある分野に出会える!
転職するのをいい機会にして、興味のあった分野に挑戦してみるのもいいでしょう。
看護師は働ける職場も数多くあるので、色々試してみるのも良いと思います。
そこで興味のある分野に出会えたら最高ですね。
「退職した」という経験を活かせる!
新しい職場では、前回の職場での反省点を活かして自分で働きやすい職場を作っていくことができます。
例えば
- 緊張して自分から挨拶できなかった経験があるなら、次の職場では積極的に挨拶して人間関係を良好にしていく
- あんまり自己学習できていなかったなら、学ぶ姿勢を見せて先輩に色々と教えてもらえる環境を作る
- 労働環境が合っていなかったのなら、不満だった要素のある職場を選ばない etc
前回の失敗があるからこそ、次では上手くいくように修正することができます。
改善して働きやすい職場を自分で作っていきましょう。
1年目で転職を成功させる秘訣
転職してもまた早期退職しては意味がありません。
そうならないよう転職を成功させる秘訣を紹介します。
1度の転職で成功すれば時間と労力が節約できます。
妥協できないことを明確にする
今の職場で不満があるから辞めたいと考えているはず。
その理由を明確にして転職する時にはそんな職場は選ばないようにしましょう。
妥協できないことは妥協しない!
なにが嫌で辞めたんですか?
- 人間関係?
- 福利厚生?
- 休日?給料?
- 労働時間?
色々ありますが、働くうえでどれも大事なことです。
自分にとって何が重要なのかを考えて、次の職場はそれを第一条件として探していきましょう。
後ろめたさを感じない
1年目で辞めることについて、罪悪感を感じることはありません。
合う合わないは誰にでもあることです、その職場が単純に合わなかっただけ。
後ろめたさを感じながら転職活動しても、うまく行くはずがありません。
転職は当たり前の権利です。
気持ちを切り替えていきましょう。
転職サイトを使って就活する
転職成功率が高い人ってどんな人かわかりますか?
それは、転職サイトを2つ使っている人です。
出典:看護師向けの転職サイトで転職成功率6.8%アップ!?複数登録は〇社がベストという結果に! PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000013257.html
データも出ていてはっきりと証明されていることです。
実際に私も転職サイトを3つ使って、満足いく職場に転職することができました。
1人で活動するにも限度があるし、何より出会える求人数が圧倒的に違います。
さらに、職場への聞き込みによる内部情報を教えてくれる転職サイトもあります。
利用は無料なので登録しておいて損はありません。
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まとめ : 1年目で辞めても心配ありません!転職もできます
ある程度は頑張っていくことも必要ですが、本当に無理と感じるなら転職も考えるべきです。
それがたとえ1年目でも。
大丈夫、転職先はいくらでもあります。
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